父と子が、会話を通して童話をつくることになった。父規にとってこれは意外にむずかしいことだ。どうやら「頭の固さ」のせいらしい。けれども度を重ねるごとに考えカが少しずつ変化してゆく。童話をつくろうとすることを通して、固定的な物の見方や、何が正しくて何がまちがっているかということについてのとらえ方をたしかめてゆく、「柔軟な思考」ヘとみちびく本。