サクラ市サクラ小学校五年生のタケシ、アキコ、サブローたちが宿題を代わりにやってお金をもらう株式会社を作った。ところが、この会社の設立がもとで、かれらは次々と社会的問題に直面する---。批評を通した鋭い問題意識をもって生き生きとした子ども集団を描いた傑作。日本児童文学者協会賞受賞。