交通事故で瀬死の重傷を負った少女は半年の昏睡から目覚めた。身体に傷は残っていないにもかかわらず、事故の後遺症か、彼女は外界に対する現実感を喪失したまま悪夢に悩まされつづける。そして次第に明らかになっていく恐るペき事実−−表題作「今はもういないあたしヘ…」のほか.23世紀の海上都市を舞台、生物の進化する意思、時を越えた想いを描いて1982年の星雲賞日本短篇部門を受賞した「ネプチューン」を収録。